産業廃棄物とは

産業廃棄物とは

廃棄物を大きく区分すると「産業廃棄物」と「一般廃棄物」の2つに分けられます。今回は、両者の違いを説明しながら産業廃棄物とは何か?について解説します。

産業廃棄物とは

産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち「燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定められる20種類の廃棄物」及び、「輸入された廃棄物」(特別管理産業廃棄物)の2種類を指します。

特別管理産業廃棄物には「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」が該当します。これらの産業廃棄物は、健康や環境への影響をとくに考慮して、必要な処理基準を設け通常の廃棄物よりも厳しい規制を行っています。

平成29年度の日本産業廃棄物処理振興センターの発表によると、日本における産業廃棄物の排出量は約3億8,354万トンで、東京ドームに換算すると300杯以上の量です。過去7年のデータでは概ね約3億5,000万トン以上で推移しています。

一般廃棄物とは

上記以外の廃棄物を一般廃棄物といい、産業廃棄物として規定されない事務所などから排出される紙くずや段ボール、飲食店からの残飯、小売店からの野菜くずなどは「事業系一般廃棄物」、家庭での日常生活から排出される紙くず、段ボール、残飯、野菜くずなどは「家庭廃棄物」と呼ばれています。

一般廃棄物については、家庭ごみ、事業系一般廃棄物ともに、廃棄物が発生した区域を管轄している市町村が「一般廃棄物処理計画」を策定し、統括的に処理する責任があります。事業系一般廃棄物の処理に関しては、各市町村が、条例や処理計画、指針等を独自に定めています。


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